1885 年創業のPorsgrunds Porselænsfabrik社の美しい初期のBondemønster食器セットで、ほぼ 1 世紀にわたるノルウェーのデザインの伝統に触れてみましょう。このセット (皿、カップ、ソーサー) は、1932 年に導入された Bondemønster 製品の第一世代に属します。
緑の縁飾りは、後に金縁のバリエーションが一般的になる以前の、最初期の版の一つであることを示しています。裏面には、葉っぱのデザインをあしらったクラシックな「PP」バックスタンプ(1911年から1935年頃に使用)が押されており、 1930年代初頭のものであることが確認できます。この初期のスタンプと装飾の組み合わせは、非常に希少で、収集価値の高いものとなっています。
「農夫のバラ」としても知られるボンデモンスターのモチーフは、手描きのローズマリーの花と葉の渦巻き模様が、多色パレット(通常は赤と緑にアクセントが加えられた)で描かれています。長年にわたり、この磁器食器はノルウェーで最も愛される食器となりました。このデザインは、100年近く経った今でも、ポルスグルンド社で生産されています。
この初期の食器セットは、年代を考えると非常に良好な状態です。使用感はありますが、大きな欠陥はなく、ほぼ1世紀にわたって愛情を込めて保存されてきました。まもなく正式にアンティークとみなされるこの食器は、実用的な食器であるだけでなく、ノルウェーの文化史との具体的な繋がりも示しています。
初期のボンデモンスター磁器を所有することは、ノルウェーの国民的アイデンティティの一部、つまり世代を超えて家族の集い、祝祭の食事、そして日常生活を共に見守ってきた磁器を所有することを意味します。コレクターの宝物として飾るにせよ、心のこもった文化的な贈り物として贈るにせよ、美しくセッティングされた食卓で用いるにせよ、このセットはノルウェーの職人技の不朽の魅力を体現しています。
時代を超えて生き続けるノルウェーの伝統、磁器の物語を家に持ち帰る貴重な機会です。
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kr1,200.00価格
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